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<title>なぜやもりはしんだのか</title>
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<description>私と私をつなぐネジ</description>
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<title>夏の海の純情</title>
<description> 私の部屋から車で2時間。着慣れない水着で砂を踏み手を引かれ大して青くもない水の上に浮かぶ。「ジェットスキーに乗ろう」と言うキミ。そうね、こんな気持ちになったらそういうことに挑戦するのもいいかもね。なんてカマトトぶった私の小さい胸がいつもと違う鼓動を打つ。キミの背中は冷たい。この乗り物から降りたら次はどこに行くんだろういつもの悪い癖日焼けした肩と頬に追い討ちをかけるシャワーの温度着替える
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<![CDATA[ 私の部屋から車で2時間。<br />着慣れない水着で砂を踏み手を引かれ<br />大して青くもない水の上に浮かぶ。<br /><br />「ジェットスキーに乗ろう」と言うキミ。<br />そうね、こんな気持ちになったら<br />そういうことに挑戦するのもいいかもね。なんて<br />カマトトぶった私の小さい胸がいつもと違う鼓動を打つ。<br />キミの背中は冷たい。<br />この乗り物から降りたら次はどこに行くんだろう<br />いつもの悪い癖<br /><br />日焼けした肩と頬に追い討ちをかけるシャワーの温度<br />着替えるヒマも惜しい。<br />1日何も食べなくても平気。<br />1日中ここにいても平気だよ。<br />思い出としては極上だから<br />多分一生分のせつなさをキミに捧げるよ<br />だから、さびしいなんて言わないで。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2006-11-03T15:34:32+09:00</dc:date>
<dc:creator>雪</dc:creator>
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<title>なぜやもりは死んだのか</title>
<description> 南向きのベランダの窓の前に小さくて黒いモノが落ちていた。いつもなら床に落ちてるものの存在など掃除するときぐらいしか気にしないズボラなのだけれどよく見るとそれは、まだ小さい赤ちゃんヤモリだった。死んでいた。赤ちゃんヤモリ、どうしてそんなところで息絶えた私は思わず手のひらにその小さい亡骸をのせわかるはずもない死の原因を調べようとしたそしてこの子をどこに葬ろうかと考えたこの小さい子がどうして私
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<![CDATA[ 南向きのベランダの窓の前に小さくて黒いモノが落ちていた。<br />いつもなら床に落ちてるものの存在など<br />掃除するときぐらいしか気にしないズボラなのだけれど<br />よく見るとそれは、まだ小さい赤ちゃんヤモリだった。<br />死んでいた。<br /><br />赤ちゃんヤモリ、どうしてそんなところで息絶えた<br />私は思わず手のひらにその小さい亡骸をのせ<br />わかるはずもない死の原因を調べようとした<br />そしてこの子をどこに葬ろうかと考えた<br />この小さい子がどうして私の家で死ななきゃならなかったのか<br />こんな南窓の前で最期の時<br />何を見てどんなふうに死んだのか<br />小さいヤモリの見た風景を想像した<br />そこには狭いベランダといくつかの鉢植えと<br />晴れの日にはまるでバカみたいに降り注ぐ太陽と<br />それぐらいしかない<br /><br />ヤモリを白い紙に包んで<br />私は部屋を出た<br />この子を埋める場所を探すために土を探した<br />そして雑草が生い茂る家の裏手の駐車場の片隅に<br />墓標のない小さなお墓を作った<br /><br />なぜやもりは死んだのか<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2006-10-28T01:05:19+09:00</dc:date>
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